呪うぞ

夕方。例の大嫌いな営業が来て「また来ちゃったんですよ～」と軽い言葉をかけながら仕事をあちきに頼んできた。こないだ苦しんだコンペの仕事を持ってきた営業である。あちきはその仕事でストレスがたまり、耳がおかしくなったと睨んでいるので、今、引き受けたら今度はほんとに耳が聞こえなくなるかもしれないと本気で思い「体調が悪いので」と拒否。冗談ぢゃない。なんであちきばっかりに持ってくるんだ。しかも先週一段落したばかりなのに、たて続けだ。他に出来る人、たくさんいるだろうが。もうそれで、なんだかまた耳がおかしくなってきて、気がめいった。あまりにも気がめいってトイレで泣いてしまった。もうそいつのそんな言葉を聞いただけでもストレスがかかってきて、耐えられない。呪うぞ、この野郎。