不思議なことってあるものですね。昨日のお葬式、火葬場へ向かうバスの中から
環水平アークなる虹が見えたんですよ。初めて見ました。それはどんどん色が濃くなっていきました。
まるで虹の橋を渡って天に逝くような・・。三途の川より虹の橋の方がいい。
伯母さんも写真を撮るのが好きだったから、この虹も撮りたかっただろうな。
残念ながらカメラは当然持っていなかったので、iPhoneで撮りました。
クセのあるしゃべり方だった火夫さんの作業はとても丁寧で、灰も残さずきれいに骨壺に入れていました。
なぜこの重い職業についたのか。ストレスにならないのか、と一瞬思いました。
骨がサンゴのように白く、軽くてもろい。いつかは自分もこうなる。
最後に伯母さんの顔を見ましたが、痩せ細って誰だか分からないほどでした。
伯母の身体は沢山の花に包まれ、娘さんが泣きながら話かけていました。
そんな姿を見てしまうと、こっちも涙が出てしまう。
だけど人はおかしなもので、さっき泣いていたかと思えば、火葬している間の時間は
控え室で結構な笑い声が聞こえたり、世間話で話が盛り上がる。
そしてまた、骨を拾う時に泣く。この感情の切り替えがすごい。
会食の席では、祭壇に牛乳が供えられていました。
お葬式は朝10時50分から午後5時までかかり、初めてだったので大変疲れました。
朝、家を出た時点で靴がゆるくて歩けず焦り、ティッシュを詰めて応急処置をしましたが、
何十年ぶりかに履くヒールは捻挫して治ったばかりの足にダメージを与えました。
今日は耳鳴りがひどく、テレビの音が膨張した感じでキツい。
どうやら中耳炎にかかったようです。
今朝東京で強い地震がありましたが、環水平アークと何か関係が?