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つれづれ日記。日常のグチや出来事などを書いてます。

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ネコ閉じ込め事件の真相

昨日、ちょっと厄介なことが起きました。これは事件です。超長文ですよ~全部読めるかしら~ お旦那さまチェックが入っているので、くどい文章ですけど頑張って読んで~笑 昨日の午前中、千葉の駐在さんから電話があり「お宅の中に猫がいた状態で戸締まりされているようで、 猫が外に出られないようです。近所の方が中に猫がいるのを発見されたようです。どうしましょう?」 とのこと。電話に出た義父さんが「自分は高齢で車を運転してそちらに行けないし、せがれも仕事があり、 すぐにはそちらには行けませんが、せがれに相談してみます」と言って駐在さんとの電話を切りました。 15分くらいしてまた駐在さんから電話があり「警察は、人間が閉じ込められているという場合は 消防と連携して対応するのですが猫の場合は対応できません。が、お宅に猫がいるのを発見された方が かわいそうなので何とかしてほしいというのですよ。そちら様の電話番号を教えてもかまわないですか?」 とのこと。義父さんは「いいですよ」と言い、電話を切りました。 その後、その近所に住む人(オヤジなのでオとする)から電話がかかってきました。 オ「猫の声が聞こえたのでお宅の敷地に入り窓から中を見たら障子が破れその向こうに猫がいるのが 見えました。中で死んだりしたらこの陽気ですから腐ったりウジがわいたりして大変だと思うんですね、 わざわざこちらに来るのも大変でしょうから業者を呼んで鍵を開けましょうか? その場合は13800円かかりますが。中にいる猫は『野良猫』ですが今後はうちで保護して 飼ってもいいですよ」 義父さん「お巡りさん立ち会いならば中に入ってもいいですが、うちではお金は出せませんよ。 中で死んでも仕方ないです。今度行った時に死骸は片付けますが、まあ、息子に相談してみます」 さらにお旦那さまがそのオヤジに電話すると、また13800円出すように要求してきました。 お旦那さま、ここで頭をフル回転。 1.歩いていてよその家から猫の声が聞こえても普通は何とも思わない。 2.猫が大好きな人でもわざわざ他人の敷地に侵入し、家の周りを回り覗ける窓から 無理矢理他人の家を覗いたりしない。 3.中に猫がいてもべつに不自然に思わない。 4.百歩譲って顔見知りの野良猫で「絶対に飼い猫ではない」と思い、さらに猫や家主、 双方への親切心があっても警察などに事情を話して終わり。 5.百歩譲って、「中で死んで腐ったりウジがわいたら家主がかわいそう」と思っても、 自分が業者を手配し自分が他人の家に入って救出とは思わない。 それに、なぜすでに業者に連絡し概算料金を調べているのか?ずいぶん手際がいい。 6.やけに『野良猫』を強調。やけに救出後は『野良猫を保護し飼い猫』を強調。 1から6の怪しい点をお旦那様の脳みそが更に高速変換。 1.うちの猫ちゃんが二日も帰ってこない。どこに行ったんだろう?あれ、聞き覚えのある鳴き声が? 2.この家から聞こえる。。生け垣で囲まれてるけど今は緊急事態、中に入っちゃえ。 家の中が見える窓は? 3.窓の中の破れた障子の隙間から飼い猫発見!! 4.水も飲んでないだろうから今すぐ助けないと。 5.ガラス割って侵入するわけにはいかないから警察に相談したら、家主に開けてもらうか 業者を呼ぶしかなく、警察は職権(破壊行為)を使っての対応は無理。 料金調べたら13800円もかかる。お金がもったいない。 6.障子がビリビリで他にも破ったり傷つけたりがあるかもしれない。当然糞尿の被害もあるだろう。 飼い猫と言うことだと損害賠償請求されるかも。あ-、業者呼んで13800円払うのも もったいない。全く役に立たない警察だなあ。ガラス割っちゃえばいいのに。 あ-、野良猫ということにしたら、今後うちに出入りしてるのを見られたら怪しまれるどうしよう。 そうだ、かわいそうな野良猫を救出後は保護するという形にしよう。それでおっけー。 よーし親切な人になるぞー。 と変換作業終了。 そうです。その野良猫というのは真っ赤な嘘で、本当は自分が飼っている猫なのです。 野良猫とほざいた上、鍵を開ける代金までこっちに請求するなんてずうずうしい。 お旦那さま、ただ近所というだけで付き合いのない親切な人の話を聞いて静かに話し出しました。 「この度は本当にご親切にありがとうございます。私は仕事が忙しく9月の終わりか10月の アタマ位まで行けないと思います。確かにこの陽気ですから死んだらすぐに腐ってグジュグジュになってウジもわいてゲロまみれの雑巾みたいになってるでしょう。 でもそれは仕方の無いことと思っています。死骸は今度行って時にでもそこらにブン投げて おきますのでお気になさらないでください。また、業者を呼んで開錠ということですが、 ご近所の方の飼い猫ならともかくただの野良猫にそんなお金を使う気もありません。 ほんと、ご近所の方の飼い猫ならともかく。。。ですので○○さんももう、 これ以上お気遣いなさらないでください。この度は本当にありがとうございました。 今後とも宜しくお願いします」と言って電話の向こうでアウアウ言ってるのに気がつかないふりして 電話を切りました。 で、その後、結局お旦那さまは会社を13時半頃に早退して、お姑さんとコブタの3人で千葉の家に 向かいました。オヤジなんかのためではありません。猫がかわいそうだからです。 千葉の家に着くとさっそく家の中を探検。和室の障子一枚分が破けていて(★ページ参照) その近くの床の間におしっこ、風呂場のイスが逆さになっていて、そこにもおしっこ、 二階のお姑さんのベッドのバスタオルの上に真っ黒なうんちが二つ転がっていました。 ブラインドのそばで一生懸命出ようとした形跡もあり、血がついていました。 でも、肝心の猫が見つかりません。徹底的に探しましたが、どこにもいません。 お旦那さま「絶対、勝手に家に侵入したに違いない」と思ったけど、近所の手前 「ご親切に連絡をくれたお礼」と言うことで『野良猫の飼い主』宅を訪問。 (コブタは残念ながらその場にいなかったので、ここからはお旦那さまから聞いた話です) 旦「先ほどは連絡をいただきありがとうございます。上司が理解ある人で、こちらに来ることができました。 で、猫を外に出そうと家中見たのですがどういうわけか猫がいないのですが? 障子がビリビリに破られブラインドが壊され糞やオシッコもされているので、猫がいたのは 間違いないのですが???」 オ「ああ、さっき中に入って出しましたよ?」 旦「えっ?!鍵はどうしたんですか?」 オ「業者呼んで開けさせましたよ(ピッキング)」 旦「は?!中に入ったんですか?誰がですか?」 オ「私と業者ですよ」 旦「警察官立ち会いでもなく勝手に他人の家に入ったんですか?私、さっき入らなくていい。 死んでも死骸はこっちでかたづけるって言いましたよね?」 オ「お巡りさんが入っていいって言いましたよ、それに猫がかわいそうでしょ?」 旦「かわいそうって。。。そちらとは関係ない野良猫ですよね?かわいそうなのはわかりますが、 『かわいそう』で勝手に他人の家に入ったんですか?」 オ「にゃーにゃー泣いてて、誰だってかわいそうに思うでしょ(怒)」 旦「いや、そうじゃなくて。。かわいそうという理由だけで鍵屋呼んで、勝手に鍵開けて 他人の家に入るのですか?」 オ「あなた、猫がかわいそうだと思わないんですか?(怒)」 旦「いや、だからそうじゃなくて。。。」 オ「今お客さん来てるんで静かにしてもらえませんか?(怒)」 旦「駐在さんが本当に鍵開けて中に入っていいと言ったんですね。しかも自分は立ち会わないで」 オ「あのねえ、お客さん来てるからもう帰って(怒)」 旦「さっきから言われてることの意味がぜんぜんわからないので、駐在さんに事実関係を確認に行ってきます」 オ「ああ、聞いてきな」 というわけで最終的には駐在所で話合いに。最初のうちは駐在さんとお旦那さまだけでしたが、 途中からオヤジが来ました。 旦「駐在さんの職務権限で私の家に無断開錠無断立ち入りを許可したと聞きましたが本当ですか?」 動物愛護の観点から県警の許可は分かりますが、その場合は家主の許可は必須ではないのですか?」 駐「私は当たり前ですが立ち入りの許可などしていません。野良猫と言ったんですか? 私には飼い猫が迷い込んで出られないから何とかしてと言われました」 さらに 「そちらに鍵開け代請求したんですか?私はお宅の猫が勝手に他人の家に入って出られないのだから、 代金は全額そちらで払ってください。コブタ家さんにはぜんぜん落ち度がないのですから、と 言いましたよ。」 さらにさらにさらに 「誰もいないからって勝手に鍵開けて入らないように。必ずコブタ家さんの許可をもらってくださいよ と口を酸っぱくして何度も言いました」とのこと。 旦「やっぱり。。。と、言うことは駐在の許可で入ったというのは嘘と言うことですよね? これって、りっぱな住居不法侵入ですよね。しかも鍵屋だましての。 家主に対しては警察官の許可及び指示と嘘ついて」 駐「そういうことになります。犯罪です。私も許可を与えたなどと言われ心外です。 私はただ、コブタ家さんから開錠立ち入りの許可をもらったと聞いたので、室内に入るなら 風呂場の所にあるドアから入ってください。あのドアは開けても警報が鳴りませんからと 警報が鳴らずに入れる入口を教えただけです」 旦「!!!」 さぁ、ここからがオヤジのアホ討論のはじまりです。オヤジがやってきました。 オ(ニコニコしながら)「わかってもらえましたか?(笑)」 駐「何がですか?」 オ「誤解というか、私たちの善意が」 駐「いや、オヤジさんそれは違いますよ」 オ「何が違うんですか(ちょっと怒)」 駐「私が立ち入りを許可したと聞きましたが」 オ「入っていいって言ったじゃないですか。風呂場から入れって」 駐「私がいいと言ったのはコブタ家さんの許可がもらえたらと言ったでしょう」 オ「はい、だからこの人のお父さんが入っていいって」 旦「私の父は許可していませんよ。私も許可していません。二人が電話で話をして二人とも 許可していません。」 オ「嘘や!!(怒)猫がのたれ死んでもかめへんとか言いくさりおって(怒怒)」 駐「だからそれって入るなってことでしょ」 オ「にゃーにゃーにゃーにゃー泣いてるんや、かわいそうやないか!!」 駐「質問に答えてください。放っておいてと言われたんでしょ?”のたれ死んでもかめへんと 言われた”んなら。それにコブタ家さんには野良猫と言ったそうじゃないですか?何でですか? 私には飼い猫って言いましたよね」 オ「飼い猫やない、ただ世話をしているだけや、自由な猫なんや、うちにくることもある。 コブタ家さんの家に行くこともある。だからほれ、それが証拠に家に上がり込んでたやないか」 駐「餌はどうしてるんですか」 オ「うちであげとる」 駐「トイレは」 オ「うちでする」 駐「寝るのは」 オ「毎日どこに遊びに行ってもちゃんと帰ってくる」 駐「そういうのを『飼い猫』って言うんですよ」 オ「だから、さっきも言うたけど自由な猫なんや。うちは世話してるだけや!!!(怒怒怒)、 それにさっきから何や!!!ほんまやったら『ご迷惑かけました。ありがとうございました』って アタマ下げに来るのがスジやろ。それをなんや!!!(怒怒怒怒怒)」 旦「だから色々ありがとうございましたって挨拶行ったじゃないですか。。。」 駐「それは違いますよオヤジさん!今回の件ではコブタ家さんは何の落ち度もありません。 むしろ被害者です。」 オ「責任無いことないやろ、そもそも猫が中にいるのに扉や窓を全部閉めて帰ったのが いけないんやろ!!!(怒怒怒)」 旦「いるのがわかって監禁したわけじゃないんですから。おかげでこっちもひどい損害ですよ。 猫がいるのがわかってて帰るわけないでしょ?」 駐「オヤジさん、それは違います。『猫を連れてきた人が戸締まりして東京に帰る』 この場合は探します。その場にいた物なんですから。お宅の猫はその場にいない物なんです。 部屋の真ん中にいれば外に追い出しますが、隠れている猫を探してまでは外に出しません。 その場にいない物なんですから」 オ「物物ってなんや!!猫がかわいくないんか!!かわいそうやないんか!!!(怒怒怒怒怒)、 なんやっ!!鍵開けにかかった2万だって全額こっちで出したんやぞ!!!」 駐「当たり前です。最初から言ってましたよね。コブタ家さんは何の落ち度もないのだからそちらで 全額出してくださいと。そんなことより入るなと言われたのに入った、なぜですか? 住居不法侵入になるんですよ?」 オ「ぢゃあ言わせてもらうけど、こっち来るなら何で電話よこさなかった? 今から行くから入らなくていいですよって言えば入らなかった。鍵開けて中入るのに2万も したんやぞ!!!開けた後また閉めて2万や!!!(怒怒怒)」 旦「午前中の電話では来られなかったんですよ。上司が変に理解のある人で急遽来られたんです。 お巡りさん。。。自分の家に急遽行けることになったとして、『勝手に鍵開けて勝手に入らなくても 結構ですよ』と連絡するものなんですか?そもそも『入らないで』と言ってるんですよ。 論点がメチャクチャじゃないですか?それに家主に無許可で、しかも警察の許可と言い業者使って 鍵開けて、中に入りそのままこっそり鍵閉めて何事もなかった風を装いって。。。 それでここまで言われる私って。。。」 オ「ああ、もうわかりました。こっちが悪いなら誤ります。どーもすいません!!!!(怒怒怒怒) コブタ家さん、うち今お客さん来てて忙しいから、もう来なくていいから。そのまま帰っていいから。 じゃあ忙しいからこれで」 駐「ちょっと待ってくださいよ。勝手に家の中に入るのは犯罪ですよ。わかってますね。 2万円をあなたが出しても犯罪ですよ。」 オ「あんたら猫がかわいくないんか!!コブタ家さん。ほんとに来なくていいからね。帰ってよ!! (怒怒怒)」 オヤジ、ここで退散。 旦「駐在さん、もう来ないでこのまま帰っていいって、悪いのはコブタ家でオヤジさんが被害者で、 もう謝罪の必要はないからこのまま帰って結構だと言うことですよね。あの態度と言い方」 駐「そうですね。。。」 旦「駐在さん、今日は猫ごときで色々お世話になりありがとうございました。私も帰ります。 駐在さんが地域密着の警察活動をしてくださるおかげで私たちも安心して暮らせます。 今後とも宜しくお願いします。ああ、そうだ。最後に一つだけいいですか? 今日の件では駐在さんにはお世話になりっぱなしですが、一カ所だけ致命的なミスが。。。 何だかわかりますか? 駐在さん、オヤジさんがコブタ家から許可をもらったと嘘を言った時、『風呂場のドアから入れば 警報が鳴らない』ってオヤジさんに教えましたよね。セキュリティの穴を教えるって非常にまずいん じゃないでしょうか?風呂場のドアは警報が鳴らないって、駐在さんがこの前いらした時に巡回登録 カードに書き込んだ情報ですよね。あれって緊急事態に警察官が立ち入る場合ということで教えたわけ じゃないですか?それをあっさり第三者に教えるってどういうことでしょう? 空き巣や強姦って一番怪しいのが同じアパート、同じマンション、同じ町内ですよね。 オヤジさん、うちのセキュリティの弱点知ってしまいましたよね?もしかしたら、風呂場から入って 何かイタズラするかもしれませんね。駐在さんに教えてもらった方法で。。。 これって、名前や電話番号なんてものとは比べ物にならない個人情報ですよね。 このこと、県警に相談したら当然名刺に肩書きのある人がすっ飛んできますよね。 もちろん、この事で騒ぐつもりはありませんが、うちで空き巣やイタズラがあり、 その時の侵入経路が風呂場だった場合は駐在さんが侵入経路を教えた人物がいると県警に言います。 捜査の参考に。」 駐「。。。。。(ずっと沈黙)」 旦「では失礼します」 駐在さん、わざわざ外まで来て運転席の外に立ち、ペコペコしながらお旦那さまのクルマが 見えなくなるまでお見送り。 どうでしょう、このお話。すごくないですか?アホオヤジめ。 最後の一撃を食らった駐在さんはちょっとかわいそうですが。。 コブタもその場に座って話を聞きたかったわ~ 何はともあれ猫は無事でよかったです。 13時半から千葉の家まで事故渋滞の中2時間かけてわっせわっせと向かい、帰ってきたのは20時半。 お旦那さま、今日は早出の夜中2時出勤だったので2時間ほどしか寝てなくてかわいそうでした。 ちなみに写真の猫はうんちやらおしっこやらを掃除している間、庭にいた猫。 のんびりくつろぎながらこっちをじーっと見ていたので、近寄ったら全然逃げずについてきて かわいかったです。でも逃げても逃げてもついてきて困っちゃったな。笑

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